5分で解ける!科学・技術に関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
経済学にも様々な考え方が登場!?
ポイント1では、19世紀のドイツで登場した イギリスに対抗するための経済学 について勉強しました。唯一紹介した人物が 歴史学派経済学 の先駆者である リスト でしたね。
リストはイギリスが主張する 自由貿易 はドイツにとって不利であり、 関税 をかけることでドイツ国内の産業を守るべきだと提唱しました。
歴史の研究や法学研究にも新展開!!
ポイント2では、歴史学における新たな探求方法を紹介しました。 厳密な史料批判 を通して科学的に史実を求めた ランケ は「 近代歴史学の祖 」と呼ばれています。過去に書かれた資料の内容を鵜呑みにせず、史実なのかどうか、書かれている数字のデータは正しいのか、といった批判的な視点で考察を進めたのです。
世界の一体化が促進!
ポイント3では 科学・技術の発展 に注目しました。
電磁気学 の発展といえば ファラデー でしたね。 X放射線 の発見といえば レントゲン でした。ちなみにレントゲンは 第1回ノーベル物理学賞を受賞した ことで有名です。
『 種の起源 』の中で 進化論 を唱えたのは ダーウィン でした。彼の「人間は猿から進化した」という主張は、聖書の内容を信じるキリスト教社会に大きな衝撃を与えました。
医学の分野では 狂犬病の予防接種 の発見などで有名な パストゥール が、多くの業績を通して人類の寿命を長くすることに成功しました。
ポイント3のタイトルにもなっている「世界の一体化」に貢献したのが、 電信機 を発明した モース(モールス) でした。モースが発明した電気信号によって、離れている人にもメッセージを伝えることができるようになりました。
会話のような流暢なやりとりはまだでしたが、彼が開発した モールス信号 によって、SOSなど簡単な文言を伝えることが可能になりました。
このような発明により、遠方の人にもメッセージを伝えることが可能になり、離れた場所の情報が手に入るようになりました。19世紀の発明によって「 世界の一体化 」が促進したのです。
高校世界史Bの問題
- 先史時代
- 古代オリエント
- ギリシア世界
- ローマ世界
- インドの古典文明
- 東南アジア前近代史
- 中国の古典文明
- 中国の分裂・混乱期(魏晋南北朝)
- 東アジア文明圏の形成(隋・唐)
- イスラーム世界
- 中世ヨーロッパ世界の成立
- 中世ヨーロッパ世界の展開
- 中世ヨーロッパ世界の各国史
- 東アジア世界の展開
- 明・清の時代
- 中国周辺地域史
- イスラーム世界の繁栄
- ルネサンスと大航海時代
- 宗教改革
- 主権国家体制と西欧絶対王政
- 東欧絶対王政
- イギリスの市民革命
- アメリカ世界の成立
- フランス革命とナポレオン
- ウィーン体制の成立と崩壊
- 19世紀の欧米諸国(1) 英・仏・伊・独
- 19世紀の欧米諸国(2) 露・米
- 中国と朝鮮の植民地化
- アジア諸地域の植民地化
- 帝国主義の時代
- 世界分割と列強の対立
- 帝国主義と東アジア
- 帝国主義とアジアの民族運動
- 第一次世界大戦とロシア革命
- ヴェルサイユ体制とワシントン体制
- 第一次世界大戦後の欧米諸国
- 戦間期のアジア諸地域
- 世界恐慌とファシズム諸国の侵略
- 第二次世界大戦と戦後秩序の形成
- 米ソ冷戦の時代
- 冷戦の激化と西欧・日本の経済復興
- 第三勢力の台頭と米ソの歩み寄り
- 自立を強める東アジア
- アジア諸地域の紛争
- 経済危機と冷戦の終結
- 現代文明と各地の紛争
今回は19世紀の欧米文化(科学・技術)についての学習でした。
それでは、内容を確認していきましょう。