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5分でわかる!全インドを揺るがす大反乱!

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この動画の要点まとめ

ポイント

全インドを揺るがす大反乱!!

アジア諸地域の植民地化3 ポイント2 答え全部

これでわかる!
ポイントの解説授業
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ポイントの2つ目は「インド大反乱とインド帝国の成立」です。
イギリスが植民地支配を強めるインドでは、19世紀半ばに 大規模な反乱 が発生しました。反乱の経過とその後の影響について学習しましょう。

インド大反乱の発生!

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1857年からインドで発生した、イギリス東インド会社の支配に反発する動きを インド大反乱 といいます。インド大反乱のさきがけとなったのは シパーヒーの反乱 でした。

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東インド会社に雇われた インド人傭兵 のことを シパーヒー といいます。シパーヒーの多くは ヒンドゥー教徒イスラーム教徒 で構成されていました。

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反乱のきっかけとなったのは、シパーヒーに支給された 新式銃の弾薬包 でした。弾薬は火薬でできており、湿らないように 薄い油の包み紙 で覆われていました。銃に弾を装填するためには包み紙を口で噛み切る必要があったのですが、その際 包み紙に使われている油 が問題になったのです。

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実は、その包み紙には 牛と豚の油 が含まれていました。牛はヒンドゥー教徒にとって神聖な生き物で、豚はイスラーム教徒にとって忌み嫌うべき生き物です。ヒンドゥー教徒・イスラーム教徒が多数を占めるシパーヒーにとっては、そんな生き物の油が口に入ることが耐えられなかったのです。

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シパーヒーはインドの ムガル皇帝 を擁立して蜂起しました。「イギリス東インド会社を倒そう!」というシパーヒーの呼びかけに没落農民や地主・商人も合流したことで、この暴動は 全インドに広がるほどの大規模な反乱 に発展しました。

「インド大反乱」見出し+テキスト2行/~ムガル皇帝を擁立

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自分が雇う傭兵たちに反乱を起こされたわけですから、東インド会社単独ではこの反乱を鎮圧できませんでした。東インド会社は本国に救援要請し、 イギリス本国軍 が反乱を鎮圧することになりました。ちなみにこのとき ムガル帝国が滅亡しています。

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反乱鎮圧には成功しましたが、東インド会社はインド大反乱の失政責任を問われることになりました。1858年、イギリス東インド会社は責任を取って 解散させられることになったのです。

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東インド会社が解散したことで、インド統治の実権はイギリス本国に移ることになりました。

image02の続き3行/イギリス本国軍~失政責任

インド帝国の成立

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インドの直接統治に乗り出したイギリスは、1877年に インド帝国 を成立させました。初代インド皇帝にはイギリスの ヴィクトリア女王 が就任しました。

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ちなみに、イギリスの植民地なのに「帝国」と名前がついているのは、それだけイギリスがインドを重視しているということを対外的に示す意図がありました。他国のインド進出をけん制する意味もあったのです。

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イギリスはインドを 分割統治 と呼ばれる巧みな方法で統治しました。インドの保守的な 藩王国 という地方政権を味方につけ、インド人同士の対立を作り出すことで民族運動を抑圧しようとしたのです。

「インド帝国」見出し+テキスト全部

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以上、インド大反乱とインド帝国の成立について学習しました。イギリスがインド支配を完成させる様子、しっかり復習しておきましょう。

この授業の先生

新里 将平 先生

「世界史を楽しく,わかりやすく教えたい!」をモットーにストーリー性のある授業展開で、歴史上の人物や国が当時何を考え、どう動いたかを感情を込めて伝える。

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アジア諸地域の植民地化

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