高校世界史B
5分でわかる!アラビア半島での独立の動き!
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この動画の要点まとめ
ポイント
アラビア半島での自立の動き!
これでわかる!
ポイントの解説授業
ポイントの1つ目は「アラビア半島での自立の動き」です。
西アジアの大国 オスマン帝国 の支配下にあった アラビア半島 で見られた、オスマン帝国の支配から脱しようとする動きを学習します。
ムハンマドの教えに帰れ!ワッハーブ派の台頭
18世紀半ば頃、 イヴン=アブドゥル=ワッハーブ という人物が、アラビア半島でイスラーム教の改革をとなえる運動を起こしました。彼は他の宗教・思想の影響を受けて イスラーム教が堕落してしまった と考え、 預言者ムハンマドの正しい教えに回帰することを主張したのです。
このように、イスラーム教の原点回帰を目指す人たちのことを、または彼らの運動そのものを ワッハーブ派 といいます。
ワッハーブ王国の建設
ワッハーブ派の運動が高まりを見せた18世紀半ば頃、アラビア半島では ワッハーブ王国 が建設されました。アラビア半島の豪族 サウード家 がワッハーブ派と結んで建設した王国です。
1818年、ワッハーブ王国はムハンマド=アリーの攻撃を受けて滅亡してしまいました。アラビア半島における自立の動きは、ここで一度途絶えてしまうことになります。
アジア諸地域の植民地化、第4回。
今回は「オスマン帝国の衰退」について学習します。