高校世界史B
5分でわかる!フランスの労働運動!
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この動画の要点まとめ
ポイント
フランスの労働運動!
これでわかる!
ポイントの解説授業
サンディカリズム/労働者の直接行動を重視
1つ前の授業では イギリスの労働運動 について学習しました。イギリスでは 議会を通じた合法的な手段 で改革を目指そうとする動きが見られました。
しかし、あの フランス革命 発祥の地であるフランスでは「自由・平等を勝ち取るためには 直接行動 しかない!」という考え方が根付いていました。
そんなフランスで19世紀末に始まったのが サンディカリズム と呼ばれる運動でした。議会や政党を否定し 労働者の直接行動 によって社会革命を成し遂げようとする運動です。
フランス社会党/議会を通じた改革を重視
議会を否定するサンディカリズムに対し、議会を通じて革命を成し遂げようという考え方もありました。その考え方に基づいて結成されたのが フランス社会党(統一社会党) です。
社会主義諸派が結成したフランス社会党は議会を重視し、サンディカリズムと対立しました。このように、フランスの労働運動には2つの異なる考え方があったことを覚えておきましょう。
ポイントの2つ目は「フランスの労働運動」です。
19世紀末ごろから始まった、 フランス革命の理念を受け継いだ労働運動 と、その運動と対立したある「政党」について学習します。