高校世界史B
5分で解ける!帝国主義の時代(第3問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
帝国主義の時代/確認テスト(第3問)
解説
これでわかる!
問題の解説授業
問題(1)
イギリスは広大な植民地の中でも 白人が多い地域には自治を与えていました。 カナダ、オーストラリア、後に南アフリカ連邦などが自治領になっていきました。
② ディズレーリ は労働党ではなく 保守党 の所属でした。これは誤りです。
③ アイルランド自治法 を制定したのは労働党内閣ではなく 自由党内閣 です。もともとアイルランドの自治に寛容だった自由党内閣のときに自治法が制定されたのですが、その年は運悪く 第一次世界大戦の年 でした。自治法は延期されることとなり、アイルランドの人びとは暴動を起こしました。
④ スエズ運河会社の株式を買収 したのは、ジョゼフ=チェンバレンではなく ディズレーリ です。
問題(2)
①ウィッテは民主的・自由主義的な改革を行った人物です。 ミールの解体 といえばウィッテの後に首相となった ストルイピン の改革です。①の記述は誤りなので、正解は ① となります。
② 血の日曜日事件 をきっかけに 第1次ロシア革命 が起こりました。問題ありません。
③都のペテルブルクで ソヴィエト が結成が結成されたのは第1次ロシア革命の時。問題ありません。
④ 十月宣言 によって ドゥーマ(国会) の開設が約束されたのは第1次ロシア革命を収束させるためでした。これも問題ありません。
この章では 帝国主義の時代 について勉強しました。アメリカやヨーロッパの国々が植民地を求めて世界へ進出した時代です。
各国では、労働者や失業者が生活の改善を求めて 社会主義運動 を展開しました。これは欧米全てに共通して見られた出来事でした。各国でどのような運動が起こったのか、改めて復習しておきましょう。
帝国主義の時代の問題
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①カナダやオーストリアなどを 自治領 とした。これはイギリスの政策として問題ありません。正解は ① です。