高校世界史B
5分で解ける!フランスのアフリカ進出に関する問題
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練習の解説授業
アフリカ北部から東西へと拡大!
フランスはシャルル10世の時代に獲得していた アルジェリア を起点に、アフリカ北部から東西へ進出するプランを立てました。これを アフリカ横断政策 といいます。
1881年にはアルジェリアに隣接する チュニジア を保護国化し、その後横断政策のゴール地点として ジブチ に港を建設しました。さらにアフリカ南東の マダガスカル 島やサハラ砂漠を領有し、横断政策を進めていきました。
フランスのアフリカ横断政策は、イギリスのアフリカ縦断政策と スーダン の地で衝突することになりました。1898年の ファショダ事件 です。 フランスが譲歩 したことで武力衝突にはなりませんでした。
この後英仏は接近し、1904年には 英仏協商 を締結しました。この協商ではエジプトにおけるイギリスの優越権と、モロッコにおけるフランスの優越権が相互に承認されることになりました。
モロッコをめぐるドイツとの対立!
ポイント2では、モロッコ進出を進めるフランスとそれに対抗する ドイツ の動きを紹介しました。
1905年には第1次モロッコ事件、別名 タンジール事件 が発生しました。この事件を受けて国際会議が開かれ、ドイツが譲歩する結果となりました。
1911年には第2次モロッコ事件、別名 アガディール事件 が発生しました。イギリスがフランスを支援したこともあり、またもやドイツが譲歩する結果となりました。
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今回はフランスのアフリカ進出について学習しました。
内容を確認していきましょう。