高校世界史B
5分で解ける!ラテンアメリカの従属化に関する問題
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練習の解説授業
メキシコの内乱とフランスの干渉
ラテンアメリカでは19世紀前半に多くの国が独立しましたが、そのほとんどは イギリスの経済的な支配 を受けることになりました。ラテンアメリカは早い段階でヨーロッパの支配に組み込まれたのです。
そんなラテンアメリカの中でも メキシコ は、欧米の支配から脱却すべく改革を行いました。この授業ではメキシコの動きに注目してきましたね。
1858年、メキシコ史上初の 先住民出身の大統領 が誕生しました。 フアレス 大統領です。
フアレスの時代、彼に反対する 保守派 の活動や フランスのナポレオン3世 の干渉もあって、メキシコは内乱状態に陥りました。これを メキシコ内乱 といいます。
メキシコ内乱ではフアレス率いる民衆の抵抗もあり、最終的にフランス軍は撤退することになりました。フアレスは保守派の抵抗も押さえつけ、自由主義的改革を進めていきました。
メキシコ革命の勃発!
フアレスの死後、大統領に就任した ディアス は、地主階級の特権を復活させるなど 独裁政治 を行いました。さらに英仏から借金を行い 経済的な従属を強めました。
ディアスの独裁に不満が高まり、1910年に メキシコ革命 が始まりました。自由主義者の マデロ はディアス政権を打倒して大統領に就任すると、自由主義的改革を進めました。
ただしマデロは地主階級に配慮し 土地の改革には消極的 だったため、 サパタ やビリャが指導する農民蜂起が発生しました。
最終的にマデロは失脚し、メキシコは混乱状態に陥りましたが、1917年に憲法が制定されたことでメキシコ革命は一段落しました。
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今回はメキシコ内乱とメキシコ革命について学習しました。
内容を確認していきましょう。