高校世界史B
5分でわかる!ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世の無謀な政策!
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この動画の要点まとめ
ポイント
ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世の無謀な政策!
これでわかる!
ポイントの解説授業
ポイントの1つ目は「ヴィルヘルム2世の政策」です。
この授業では 世界分割を通して発生した列強間の対立関係 に注目します。その対立関係が生まれる前提として、ポイント1では ドイツの帝国主義政策 を確認します。
1つ前の章でも学習した内容なので、復習もかねてしっかり勉強していきましょう!
ヴィルヘルム2世の帝国主義政策
19世紀後半に 第2次産業革命 を迎え、ドイツは 世界第2位の工業国 となりました。その工業力を背景に、ドイツ皇帝 ヴィルヘルム2世 は帝国主義政策を推進していきました。
植民地拡大を狙うドイツは、世界最強の海軍力を誇っていたイギリスに対抗して 海軍の大拡張 を掲げました。この政策で ドイツとイギリスの対立関係は深まりました。
さらにドイツは パン=ゲルマン主義 を掲げて全ドイツ系民族の結集を訴え、オーストリアと協力しながら バルカン半島 への進出を強めようとしました。これに対しバルカン半島を狙っていた ロシア が反発したことで ドイツとロシアの対立関係も深まりました。
3B政策
勢力拡大に際し、ドイツは ベルリン・ビザンティウム・バグダード を接続して中東方面へ進出しようと考えていました。これを 3B政策 といいます。
以上、ドイツの帝国主義政策を確認しました。ドイツは帝国主義政策を推進する中で イギリス・ロシア との対立を深め、さらにもともと仲が悪かった フランス とも対立関係を築くことになりました。
世界分割と列強の対立、第7回。
今回は「列強の二極化」について学習します。