高校世界史B
5分で解ける!朝鮮の行く末と清末の改革に関する問題
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練習の解説授業
日本の朝鮮支配完成!
日露戦争終結後、日本は 第2次日韓協約 を締結し、韓国を保護国化しました。日本は韓国の 外交権 を奪ったのです。
支配を強める日本に対し、韓国では 反日義兵闘争 が激化するようになりました。
1907年には ハーグ密使事件 が起こりました。韓国皇帝の高宗は、オランダのハーグで開かれていた第2回万国平和会議に密使を派遣して、日本による朝鮮支配の不当性を世界に訴えようとしました。
日本はこの事件を口実に第3次日韓協約を韓国に強要し、韓国の 内政権 を奪いました。これを受けて、韓国ではますます反日運動が高まることになりました。
そんな中、初代統監の 伊藤博文 が 安重根 に暗殺される事件が起こりました。これを受けて日本は1910年に 韓国併合 を行い、 朝鮮総督府 を設置して朝鮮の軍事・行政などを統轄しました。
清朝末期の最期の「あがき」とは!?
中国では、義和団事件の後に 光緒新政 と呼ばれる近代化改革が始まりました。官僚登用試験である 科挙 の廃止や、明治憲法をモデルとした 憲法大綱 の発布など、国内改革が進められました。
憲法大綱は 皇帝の権力を強化する 内容だったため、民衆は不満を抱き、清朝打倒を掲げる革命派が台頭するようになりました。
革命家の 孫文 はハワイで 興中会 を結成した後、複数の革命団体をまとめあげ、1905年には東京で 中国同盟会 を結成しました。
中国同盟会は 三民主義 を掲げて革命思想を広めていきました。「 民族の独立・民権の伸長・民生の安定 」というスローガンです。三つの「民」をとって三民主義といいます。
帝国主義と東アジアの練習
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今回は朝鮮の行く末と清末の改革について学習しました。
内容を確認していきましょう。