高校世界史B
5分で解ける!東南アジアの民族運動に関する問題
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練習の解説授業
ベトナム・インドネシアの民族運動
ベトナム民族運動の中心となったのは ファン=ボイ=チャウ です。彼は日本に倣った近代化を目指して 維新会 を結成し、留学生を日本に送り込む ドンズー運動 を組織しました。
ドンズー運動は日本政府に弾圧されたことで挫折し、ファン=ボイ=チャウは維新会を解散して ベトナム光復会 を組織しました。今度は中国に倣った近代化を進めようとしたのです。
インドネシアでは、商人や知識人を中心に サレカット=イスラーム が結成され、オランダからの独立を目指す運動が展開されることになりました。
フィリピンの民族運動
フィリピン民族運動では 2人の人物 をおさえましょう。
1人目は ホセ=リサール です。彼は小説を書いてスペインの植民地支配を批判しました。2人目は アギナルド です。彼はフィリピン革命を指導しました。
アギナルドはアメリカの支援を受け、スペインからの独立を宣言し フィリピン共和国 を建国しました。しかしアメリカ=スペイン戦争で勝利し フィリピンの領有権を得た アメリカは、 フィリピン=アメリカ戦争 でフィリピンを破ると本格的な植民地統治を開始しました。
スペイン支配が終わったと思いきや、フィリピンはアメリカの支配を受けることになってしまったのです。
高校世界史Bの問題
- 先史時代
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- ギリシア世界
- ローマ世界
- インドの古典文明
- 東南アジア前近代史
- 中国の古典文明
- 中国の分裂・混乱期(魏晋南北朝)
- 東アジア文明圏の形成(隋・唐)
- イスラーム世界
- 中世ヨーロッパ世界の成立
- 中世ヨーロッパ世界の展開
- 中世ヨーロッパ世界の各国史
- 東アジア世界の展開
- 明・清の時代
- 中国周辺地域史
- イスラーム世界の繁栄
- ルネサンスと大航海時代
- 宗教改革
- 主権国家体制と西欧絶対王政
- 東欧絶対王政
- イギリスの市民革命
- アメリカ世界の成立
- フランス革命とナポレオン
- ウィーン体制の成立と崩壊
- 19世紀の欧米諸国(1) 英・仏・伊・独
- 19世紀の欧米諸国(2) 露・米
- 19世紀の欧米諸国(3) 19世紀の欧米文化
- 中国と朝鮮の植民地化
- アジア諸地域の植民地化
- 帝国主義の時代
- 世界分割と列強の対立
- 帝国主義と東アジア
- 第一次世界大戦とロシア革命
- ヴェルサイユ体制とワシントン体制
- 第一次世界大戦後の欧米諸国
- 戦間期のアジア諸地域
- 世界恐慌とファシズム諸国の侵略
- 第二次世界大戦と戦後秩序の形成
- 米ソ冷戦の時代
- 冷戦の激化と西欧・日本の経済復興
- 第三勢力の台頭と米ソの歩み寄り
- 自立を強める東アジア
- アジア諸地域の紛争
- 経済危機と冷戦の終結
- 現代文明と各地の紛争
今回は東南アジアの民族運動について学習しました。
内容を確認していきましょう。