5分で解ける!帝国主義とアジアの民族運動(第1問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
解説
問題(1)
空欄A。
インドのエリート階層からなる 対英協調的な組織 といえば?
正解は インド国民会議 です。
空欄B。
ヒンドゥー・イスラーム両教徒の居住区に分離 という記述がヒント。
正解は ベンガル分割令 です。
少し細かいですが、ベンガル分割令を施行したのはインド総督 カーゾン という人物です。そのため、ベンガル分割令の別名を カーゾン法 ともいいます。
イギリスの狙いは 宗教対立を煽ることで民族運動の分断を図ることでした。
問題(2)
空欄A。
カルカッタ で国民会議派の大会を開いた反英急進派といえば?
正解は ティラク です。
カルカッタ大会では反英的な 4つの綱領 が採択されました。国民会議派は本格的に反英運動を開始したのです。
空欄B。
イギリスが イスラーム教徒 を支援して結成させた団体は?
正解は 全インド=ムスリム連盟 です。
ヒンドゥー教徒 主体のインド国民会議と対立させようと、イギリスは イスラーム教徒 を利用して親英的な団体を作らせたのです。
問題(3)
空欄A。
ベトナム で 維新会 を結成した人物は?
正解は ファン=ボイ=チャウ です。
空欄B。
ファン=ボイ=チャウが推進した 日本への留学運動 といえば?
正解は ドンズー(東遊)運動 です。
空欄C。
スペイン支配下のフィリピンで独立運動を起こした人物といえば?
正解は ホセ=リサール です。
ホセ=リサールは小説などの言論活動を通して、スペイン政府の暴政を批判しました。
問題(4)
空欄A。
アメリカ領となったフィリピンで 反米闘争を展開した人物 といえば?
正解は アギナルド です。
アギナルドはフィリピン独立運動の指導者です。先ほど紹介したホセ=リサールはスペインに対する批判は行いましたが、アメリカに対する独立運動は展開していません。
空欄B。
インドネシア で結成された イスラーム同盟 といえば?
正解は サレカット=イスラーム です。
問題(5)
空欄A。
イラン政府が イギリス人にタバコの専売利権を譲渡 したことで発生したのは?
正解は タバコ=ボイコット運動 です。
空欄B。
日露戦争の影響で、イランの政治体制の変革を目指して起こったものの、英・露両国の干渉によって挫折した運動といえば?
正解は イラン立憲革命 です。
帝国主義とアジアの民族運動の問題
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第34章「帝国主義とアジアの民族運動」の確認テストです。
この章で学んだ内容を、問題を解いて確認しましょう。