高校世界史B
5分でわかる!第一次世界大戦へとつながる国際関係が誕生!
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この動画の要点まとめ
ポイント
第一次世界大戦へとつながる国際関係が誕生!
これでわかる!
ポイントの解説授業
三国協商の成立
ポイント1で確認したように、ヴィルヘルム2世の時代にドイツはロシアと対立し、再保障条約の更新を拒否しました。
ロシアだけではなく、ドイツは イギリス とも対立を深めました。第2次産業革命を迎えて工業発展を遂げたドイツは、 海軍の大拡張 を行うなどイギリスにプレッシャーをかけたのです。
ドイツを警戒したイギリスは、ついに「光栄ある孤立」状態を脱することを決意しました。1902年、日本と 日英同盟 を締結したのです。
この動きを見たフランス・ロシアはイギリスに接近しました。1904年に 英仏協商 、1907年には 英露協商 が結ばれたのです。
こうして、ドイツに対抗する フランス・イギリス・ロシア が協力関係を築くことになりました。これを 三国協商 といいます。
ヨーロッパ列強は、ドイツ・オーストリア・イタリアの 三国同盟 と、フランス・イギリス・ロシアの 三国協商 とに二極化することになりました。各国は、この対立関係をもとに第一次世界大戦へと突入していきます。
三国同盟と三国協商、それぞれに属する国をしっかり覚えておきましょう。
ポイントの2つ目は「三国協商の成立」です。
ポイント1に引き続き ヨーロッパ列強の国際関係 を確認します。