高校世界史B
5分でわかる!第一次世界大戦の引き金をひいたある事件!
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この動画の要点まとめ
ポイント
第一次世界大戦の引き金をひいたある事件!
これでわかる!
ポイントの解説授業
ポイントの1つ目は「サライェヴォ事件と大戦の勃発」です。
この授業ではいよいよ 第一次世界大戦が始まる様子 を見ていきます。
サライェヴォ事件
1914年6月28日。オーストリアの皇位継承者フランツ=フェルディナント夫妻は、陸軍の軍事演習を視察するため、ボスニアの州都 サライェヴォ を訪れていました。
前回の授業で、オーストリアがオスマン帝国の混乱に乗じ ボスニア・ヘルツェゴヴィナ併合を強行した ことをお話しましたね。そんなボスニアの州都サライェヴォに、オーストリアの皇位継承者夫妻がやってきたわけです。
サライェヴォの視察中、夫妻はなんと セルビアの青年が放った銃弾で殺害されてしまいました。 これを サライェヴォ事件 といいます。
オーストリアが宣戦布告!第一次世界大戦へ…
オーストリアはセルビア政府を非難し、無茶な要求を突きつけるなどプレッシャーをかけました。これにセルビアが抵抗を見せたため、1914年7月28日、ついに オーストリアはセルビアに宣戦布告しました。
これを受けて、セルビアと同じスラヴ人国家である ロシア がセルビア支援に動き出しました。その一方では、オーストリアの支援を掲げて ドイツ が参戦することになりました。
このように、列強諸国は同盟・協商関係に従って次々に参戦を表明しました。
参戦国は、ロシア・イギリス・フランスの 協商国(=連合国) 側と、ドイツ・オーストリアの 同盟国 側とに分かれて戦うことになりました。
第一次世界大戦とロシア革命、第2回。
今回は「第一次世界大戦の勃発」について学習します。