高校世界史B
5分で解ける!第一次世界大戦の戦局に関する問題
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練習の解説授業
日本の参戦!イタリアの裏切り!?
1914年、ヨーロッパを主戦場に 第一次世界大戦 が始まると、日本は 日英同盟 を理由に参戦しました。
日本は同盟国イギリスの敵であるドイツの中国領土を攻撃すると、中国へ 二十一カ条(の)要求 を提出し、戦争の混乱に乗じて中国の植民地化を進めました。
1915年には、 イタリア が 三国同盟脱退 を宣言した後に参戦しました。この「裏切り」の背景には「 未回収のイタリア 」をめぐる問題がありました。
戦時中、イギリスは 秘密条約 を結び、戦争を有利に展開しようと画策しました。 フセイン・マクマホン協定、サイクス・ピコ協定、バルフォア宣言 の3つです。
オスマン帝国の領土をめぐるこれらの条約は、現在まで続く「 中東問題 」の原因となっています。
世界大戦の終結に向けて
1917年2月、ドイツが 無制限潜水艦作戦 を開始したことは、第一次世界大戦の戦局を大きく変えるきっかけになりました。ドイツが指定した水路以外を航行する船は 無警告で撃沈する という作戦です。
これを受けて、かつてルシタニア号撃沈事件で被害を受けたこともある アメリカ が参戦を表明しました。その後 ロシア が単独講和を行い戦線を離脱することになりましたが、アメリカ参戦で協商国側は一気に有利になりました。
当時のアメリカ大統領ウッドロー=ウィルソンは 十四カ条 を発表し、大戦後の世界平和を実現するための原則を提起しました。
1918年秋には、同盟国側の ブルガリア・オスマン帝国・オーストリア が次々に降伏し、ドイツでは キール軍港 の水平反乱をきっかけに ドイツ革命 が発生しました。
皇帝ヴィルヘルム2世は亡命し、君主がいなくなったドイツでは共和政がスタートしました。ドイツの臨時政府が ドイツ休戦協定 を締結したことで、第一次世界大戦は終結を迎えました。
第一次世界大戦とロシア革命の練習
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今回は第一次世界大戦の戦局について学習しました。
内容を確認していきましょう。