高校世界史B
5分でわかる!ソ連の誕生!
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この動画の要点まとめ
ポイント
ソ連の誕生!
これでわかる!
ポイントの解説授業
ソ連の誕生
1922年、ロシアなど4つの共和国が連合して ソヴィエト社会主義共和国連邦 が誕生しました。名前が長いので、教科書などでは ソ連 や ソ連邦 という略字表記が用いられます。
ソ連を構成したのは ロシア・ウクライナ・ベラルーシ(白ロシア)・ザカフカース の4つの共和国です。1924年には、ソ連を構成する共和国を束ねる憲法として ソヴィエト社会主義共和国連邦憲法 が制定されました。
各国のソ連承認
欧米などの資本主義諸国は当初、社会主義国であるソ連を承認していませんでした。しかし新経済政策を実施してソ連政権が安定すると、各国は順にソ連を承認していきました。
ソ連を最初に承認したのは ドイツ でした。ドイツは1922年に ラパロ条約 を締結し、ソ連を承認しました。
その後イギリス→イタリア→フランス→日本が順に承認し、1933年には資本主義大国 アメリカ がソ連を承認しました。こうしてソ連は国際社会への参加を果たし、翌年には 国際連盟 に加入したのです。
ポイントの2つ目は「ソ連の誕生」です。
内戦や対ソ干渉戦争を乗り越えたロシアが中心となって成立した ソ連 について学習します。