高校世界史B
5分でわかる!中国共産党の「草の根」運動!
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この動画の要点まとめ
ポイント
中国共産党の「草の根」運動!
これでわかる!
ポイントの解説授業
まずポイント1のおさらいをします。
中国国民党 と 中国共産党 は、北京の軍閥政府打倒のため手を結びました。しかし、国民党右派の 蒋介石 が 上海クーデタ を起こすと、両者の協力関係は崩壊しました。これを 国共分裂 といいます。
ポイント2では、国共分裂によって国民党から離れた 共産党 に注目します。共産党はその後、どのような歩みを見せたのでしょうか?
中華ソヴィエト共和国臨時政府の成立
1927年の国共分裂後、共産党は活動拠点を 農村部 に移していきました。農村でソヴィエト政権を作ろうと考えたのです。
共産党は 紅軍 と呼ばれる軍隊を創設しました。「紅」は共産主義・社会主義を示すイメージカラーなので、社会主義政党である共産党の軍隊は紅軍と呼ばれたのです。
中国共産党の指導者 毛沢東 は、紅軍を率いて勢力を拡大し、1931年に 中華ソヴィエト共和国臨時政府 を成立させました。
中華ソヴィエト共和国臨時政府の主席は毛沢東で、都は 瑞金 に置かれました。
毛沢東は農村を中心に活動を行い、農民からの支持を集めていきました。蒋介石率いる国民政府はたびたび弾圧を行いましたが、毛沢東率いる中華ソヴィエト共和国臨時政府を消滅させることはできませんでした。
ポイントの2つ目は「中国共産党の行方」です。