高校世界史B
5分でわかる!焦った!イギリス
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この動画の要点まとめ
ポイント
焦ったイギリス!
これでわかる!
ポイントの解説授業
話し合いでインドをなだめよう!
ガンディー 率いるインドの民族運動が盛り上がりを見せるなか、イギリスはどんな対応策をとったのでしょうか?
まずイギリスはインド側との話し合いの場を設け、彼らの不満に耳を貸そうとしました。 英印円卓会議 の開催です。ところが・・・その開催地は ロンドン 。インドからは遠く離れています。
結局、ガンディーは一度しかこの会議に参加せず、国民会議派はボイコットを行いました。イギリスは、話し合いによってインドをなだめることには失敗したのです。
仕方なくインドに自治を認めようとするが・・・
話し合いでの懐柔に失敗したイギリスは仕方なく 新インド統治法(改正インド統治法) を制定。インド各州の自治制を導入することにしました。
しかしインド人たちの不満は消えません。彼らが求めるのはあくまで プールナ=スワラージ (完全なる独立)であって自治ではないのです。
こうしてイギリスは、ますますインドの民族運動に拍車をかけることになってしまいました。イギリスは終始、インドの反英運動に手を焼くことになったのです。
ポイントの2つ目は、「イギリスのインド懐柔策」です。
インドでの反英運動の高まりを受け、イギリスはなんとかインドをなだめようと試みます。
イギリスがどんな手段で反英運動の沈静化を図ったのかを見ていきましょう。