高校世界史B

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5分でわかる!フランスの対応はグダグダ!?

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この動画の要点まとめ

ポイント

フランスの対応はグダグダ!?

世界恐慌とファシズム諸国の侵略2 ポイント2 答え全部

これでわかる!
ポイントの解説授業
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ポイントの2つ目は「フランスの恐慌対策」です。
フランスは、世界恐慌にどう対応したのでしょうか?

フラン=ブロックの実施も...

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世界恐慌の発生に対し、フランスは ブロック経済 によって国内経済の保護を図りました。当時のフランスの通貨 フラン の名をとって、この政策は フラン=ブロック と呼ばれます。

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イギリスと同じくブロック経済政策をとったフランスでしたが、イギリスほど上手く恐慌に対応できたわけではありませんでした。フランスは国内情勢が不安定で、小党が分立し、内閣も頻繁に交代していました。つまり、国内がバラバラで、一致団結して恐慌に立ち向かうことができなかったのです。

ファシズム勢力の拡張/人民戦線の結成

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そんな中、フランスでは ファシズム勢力 が力を伸ばしました。ファシズム勢力は、反共産主義・反社会主義を掲げる、イタリアのムッソリーニが結成したファシスト党と同じ思想を持った勢力です。

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フランスの社会主義政党や共産主義政党は、ファシズム勢力を警戒し、1935年に 人民戦線 を結成しました。フランス社会党・急進社会党・フランス共産党が 反ファシズム を掲げて団結したのです。

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社会主義者だけでなく、個人の自由を抑圧するファシズムの思想を嫌う人たちも参加し、人民戦線は徐々に勢力を拡大していきました。1936年には ブルム人民戦線内閣 が成立したのです。

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世界恐慌に対し、フランスはフラン=ブロックと呼ばれるブロック経済政策をとりました。国内では不安定な状況が続き、ファシズム勢力が台頭しました。それに対抗するかたちで人民戦線が結成され、1936年には人民戦線内閣が誕生したのです。この流れをしっかり覚えておきましょう。

この授業の先生

新里 将平 先生

「世界史を楽しく,わかりやすく教えたい!」をモットーにストーリー性のある授業展開で、歴史上の人物や国が当時何を考え、どう動いたかを感情を込めて伝える。

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      世界恐慌とファシズム諸国の侵略

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