高校世界史B
5分で解ける!イギリス・フランスの対応に関する問題
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練習の解説授業
イギリスは自由貿易路線を止める!?
1929年、イギリスでは第2次マクドナルド内閣が成立しました。マクドナルドは、社会主義政党である労働党に所属していましたが 失業保険の削減 を提案したことで党から除名され、内閣は総辞職に追い込まれました。
その後、マクドナルドは自由党・保守党の連立政権の首相となり(マクドナルド挙国一致内閣)、世界恐慌への対策に取り組むことになります。
彼は金本位制を停止したほか、カナダの オタワ で経済会議を開き(オタワ連邦会議)、ブロック経済による恐慌への対応策を示しました。イギリスのブロック経済政策は スターリング=ブロック といいます。または、通貨であるポンドの名前をとって ポンド=ブロック と呼びます。
フランスの対応はグダグダ!?
フランスは フラン=ブロック を形成したものの、国内情勢は安定しません。小党分立など不安定な政局が続く中、ファシズム勢力が台頭することになりました。
ファシズムの台頭を警戒する社会主義政党や共産主義政党は、1935年に 人民戦線 を結成しました。翌年には ブルム を首班とする ブルム人民戦線内閣 が成立し、世界恐慌への対策に乗り出しました。
世界恐慌とファシズム諸国の侵略の練習
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今回は、イギリス・フランスの世界恐慌への対応について学習しました。
内容を確認していきましょう。