高校世界史B
5分でわかる!ついにアメリカが動いた!日米の開戦!
- ポイント
- ポイント
- 練習
この動画の要点まとめ
ポイント
ついにアメリカが動いた!日米の開戦!
これでわかる!
ポイントの解説授業
日本が真珠湾を奇襲!太平洋戦争が始まる
戦争を回避するため、日本とアメリカは話し合いを続けていました。しかし交渉は決裂し、もはや武力衝突は避けられない状況となりました。
1941年12月8日未明(日本時間)、日本はハワイの 真珠湾 へ奇襲を仕掛けました。これをきっかけに 太平洋戦争 が勃発。日米の戦争が始まりました。
ちなみに日本の宣戦布告が遅れたことから、アメリカ側は真珠湾攻撃を「日本の奇襲(だまし討ち)だ」と強く主張しました。
日本が太平洋戦争に踏み切ると、軍事同盟を結んでいるドイツ・イタリアもアメリカへ宣戦布告。ここに 連合国vs枢軸国 の構図が完成しました。
連合国(反ファシズム諸国)側は米・英・仏・ソ・中など、枢軸国(ファシズム諸国)側は日・独・伊などです。つまり第二次世界大戦は ファシズム国家と反ファシズム国家の戦い という大きな対立軸があったのです。
戦争資源調達のため、日本は東南アジアへ進出
日本は、石油のほとんどをアメリカからの輸入に頼っていました。太平洋戦争を開始したものの、アメリカからの石油輸出が禁止されているため、日本にとっては石油の確保が大きな課題でした。
そこで日本は フィリピン、マレー、シンガポール、ジャワ、スマトラ、ビルマ を次々と占領。石油資源を求めて各地へ進出したのです。
このとき日本が掲げたのが 「大東亜共栄圏」 です。東南アジアを欧米の支配から解放するため、という口実で日本の行為を正当化しようとしました。
しかし実際は、日本は現地の人々を兵士として戦わせたり、労働力として働かせたりしました。こうして東南アジア各地では、日本支配への不満が高まっていったのです。
ポイントの2つ目は「太平洋戦争」です。
ついに日本とアメリカが戦争を始めます。その様子を見てきましょう。