高校世界史B
5分でわかる!日本よ、出ていけ!
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この動画の要点まとめ
ポイント
日本よ、出ていけ!
これでわかる!
ポイントの解説授業
ポイントの1つ目は「日本支配への抵抗運動」です。
アジア諸地域で抗日運動が活発になっていく様子を学習します。
日本支配の特徴
日中戦争の開始以降、日本は朝鮮や台湾などの占領地で 皇民化政策 を実施しました。これは、現地の人々を教化して「日本人」にしようとする政策です。
日本は、朝鮮人や台湾人に 神社の参拝 や 日本語の使用 を強制。さらに 創氏改名 (日本式の名前に変更すること)を実施することで、民族性を失わせようとしたのです。
太平洋戦争が始まると、日本は 朝鮮人の強制連行 を行いました。労働力の不足を植民地の人間で補おうとしたわけです。さらに各地から資源を調達し、戦争に必要な物資を補給しました。
各地で抵抗運動が発生!
日本の支配に対し、アジア各地では抵抗運動が起こりました。
中国では、長らく対立していた共産党と国民党が合流。朝鮮では共産党の 金日成 が抵抗運動を展開しました。
東南アジアでは、ベトナムの ホー=チ=ミン が ベトナム独立同盟(ベトミン) を結成。ビルマ(ミャンマー)では アウン=サン が抗日運動を指導しました。
このように、アジア各地で日本支配への抵抗運動が発生。運動が活発になるにつれ、日本は徐々に疲弊していきました。
第二次世界大戦と戦後秩序の形成、第4回。
今回は「日本支配への抵抗と日本の敗北」について学習します。