高校世界史B
5分でわかる!日本の戦後処理!
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この動画の要点まとめ
ポイント
日本の戦後処理!
これでわかる!
ポイントの解説授業
東京裁判/GHQによる間接統治
日本の戦後処理も、まずは軍事裁判によって戦争指導者らを裁くことから始まりました。
ドイツではニュルンベルク裁判が開かれましたが、東京では 東京裁判(極東国際軍事裁判) と呼ばれる軍事裁判が開かれました。この裁判では、真珠湾攻撃を行い太平洋戦争を開始した 東条英機 らが戦犯として裁かれました。
また、戦後の日本は 連合国軍総司令部(GHQ) によって占領されました。GHQの最高司令官はアメリカの マッカーサー という人物で、GHQは日本政府を通して 日本を間接統治 しました。
戦後のドイツでは 米・英・仏・ソの4カ国 による 直接統治 が行われたのに対し、日本では アメリカ1国 による 間接統治 が行われたのです。
GHQの改革/テーマは「非軍事化」と「民主化」
GHQは戦後日本の 非軍事化 と 民主化 を進めました。 軍隊を解散 させたほか、地主の土地を農民に分配する 農地改革 や、 財閥解体 を実施したのです。
また、1946年11月3日に 日本国憲法 が公布され、翌年5月3日に施行されました。日本国憲法では 戦争の放棄 や国民主権、さらに 象徴天皇制 などがうたわれました。
日本の主権回復!
1951年9月、日本と連合国51カ国が集まり サンフランシスコ講和会議 が開かれました。この会議の結果 サンフランシスコ平和(講和)条約 が結ばれ、日本は 主権の回復を認められました。
主権を回復した日本は、独立国として新たなスタートを切ることになりました。この後、日本は親米的な外交を展開していくことになります。
ポイントの2つ目は「日本の戦後処理」です。
敗戦国となった日本は、どのような処分を受けたのでしょうか?