高校世界史B
5分で解ける!第二次世界大戦後のヨーロッパ世界に関する問題
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練習の解説授業
西ヨーロッパ世界の動向
終戦直前、イギリスではチャーチルに代わって アトリー が首相となりました。アトリー内閣は戦後復興を目指し 重要産業国有化 と 社会福祉制度の充実 に力を入れました。
エールはイギリス連邦を離脱すると アイルランド と国号を変えました。
フランスでは 第四共和政 が成立しました。また 共産党 が勢力を拡大しました。
イタリアでは、国民投票の結果王政が廃止され共和政が成立。また西欧最大の 共産党 が成立しました。
東ヨーロッパ世界には大きな変化が!?
戦後、ポーランドやルーマニアなどの国々は 人民民主主義 を掲げましたが、各国はやがてソ連の「衛星国」となりました。実質的にソ連の支配下にあったのです。
ただし、東欧諸国の中でもユーゴスラヴィアは例外でした。指導者 ティトー のもと、自力でドイツ支配から脱したユーゴスラヴィアは、社会主義を掲げながらもソ連とは距離を置く、独自の外交を展開しました。
ソ連が東欧諸国への影響を拡大していく様子を見て、訪米したイギリスの元首相チャーチルは 鉄のカーテン 演説を行いました。彼はソ連の動きを警戒し、イギリスやアメリカが協力して対抗していく必要性を訴えました。
高校世界史Bの問題
- 先史時代
- 古代オリエント
- ギリシア世界
- ローマ世界
- インドの古典文明
- 東南アジア前近代史
- 中国の古典文明
- 中国の分裂・混乱期(魏晋南北朝)
- 東アジア文明圏の形成(隋・唐)
- イスラーム世界
- 中世ヨーロッパ世界の成立
- 中世ヨーロッパ世界の展開
- 中世ヨーロッパ世界の各国史
- 東アジア世界の展開
- 明・清の時代
- 中国周辺地域史
- イスラーム世界の繁栄
- ルネサンスと大航海時代
- 宗教改革
- 主権国家体制と西欧絶対王政
- 東欧絶対王政
- イギリスの市民革命
- アメリカ世界の成立
- フランス革命とナポレオン
- ウィーン体制の成立と崩壊
- 19世紀の欧米諸国(1) 英・仏・伊・独
- 19世紀の欧米諸国(2) 露・米
- 19世紀の欧米諸国(3) 19世紀の欧米文化
- 中国と朝鮮の植民地化
- アジア諸地域の植民地化
- 帝国主義の時代
- 世界分割と列強の対立
- 帝国主義と東アジア
- 帝国主義とアジアの民族運動
- 第一次世界大戦とロシア革命
- ヴェルサイユ体制とワシントン体制
- 第一次世界大戦後の欧米諸国
- 戦間期のアジア諸地域
- 世界恐慌とファシズム諸国の侵略
- 第二次世界大戦と戦後秩序の形成
- 冷戦の激化と西欧・日本の経済復興
- 第三勢力の台頭と米ソの歩み寄り
- 自立を強める東アジア
- アジア諸地域の紛争
- 経済危機と冷戦の終結
- 現代文明と各地の紛争
今回は第二次世界大戦後のヨーロッパ世界について学習しました。
内容を確認していきましょう。