高校世界史B
5分でわかる!資本主義陣営に衝撃がはしる!
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この動画の要点まとめ
ポイント
資本主義陣営に衝撃はしる!!
これでわかる!
ポイントの解説授業
チェコスロヴァキアで社会主義革命が発生!
その出来事とは、1948年2月に発生した チェコスロヴァキア=クーデタ です。なんと、もともと資本主義陣営だったチェコスロヴァキアで共産党がクーデタを起こし 共産党政権が発足した のです!
クーデタで共産党政権が成立し、チェコスロヴァキアがソ連側についたことは、資本主義陣営に大きな衝撃を与えました。その衝撃の大きさには、チェコスロヴァキアの 位置 も関係していたのです。
チェコスロヴァキアは「鉄のカーテン」の西端に位置しています。このままでは、社会主義勢力が西欧諸国に拡大していくかもしれません。こうした地理的な要素もあいまって、チェコスロヴァキア=クーデタは資本主義陣営に衝撃を与えたのです。
資本主義陣営は軍事同盟を結成!
クーデタの影響を警戒し、1948年3月、イギリス・フランス・ベネルクス3国の計5カ国は 西ヨーロッパ連合条約(ブリュッセル条約) を締結しました。
イギリスを中心とする5カ国は、自国で革命が起こるのを防ぐため、有事の際は集団防衛を行うことを約束しました。つまりは 軍事同盟 を結成したわけです。
チェコスロヴァキア=クーデタが発生し、資本主義陣営は衝撃を受けました。警戒を強めるイギリスなど5カ国は、軍事同盟である西ヨーロッパ連合条約を締結し、集団防衛をはかりました。この流れをしっかり覚えておきましょう。
ポイントの2つ目は「社会主義革命の勃発」です。
資本主義陣営と社会主義陣営の対立が深まる中、資本主義陣営に衝撃を与える ある出来事 が発生しました。いったい何が起こったのでしょうか?