今回は中国と朝鮮半島の行方について学習しました。
内容を確認していきましょう。

第二次世界大戦後、中国では国共内戦が再開。 毛沢東 を指導者とする共産党と 蒋介石 を指導者とする国民党が争いました。

農民の支持を集めて勝利した共産党は、1949年10月に 中華人民共和国 の成立を宣言。国家主席には毛沢東が、首相には 周恩来 が就任しました。

毛沢東は 中ソ友好同盟相互援助条約 を締結し、日本やアメリカを敵国とみなした軍事同盟をソ連と結びました。国内では 土地改革 を行った後、ソ連にならった 第１次五カ年計画 を実施。社会主義国家の建設を目指しました。

第二次世界大戦後、日本の植民地支配から脱した朝鮮半島は 北緯38度線 を境に米ソの分割占領を受けました。

北部には朝鮮民主主義人民共和国が成立し、初代首相に 金日成 が就任。南部には大韓民国が成立し、初代大統領に 李承晩 が就任しました。

アメリカvsソ連、そして資本主義vs社会主義の対立は、ヨーロッパのみならずアジアにまで及んだのです。