高校世界史B
5分でわかる!ベトナム以外の東南アジアの独立

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この動画の要点まとめ
ポイント
ベトナム以外の東南アジアの独立
これでわかる!
ポイントの解説授業

ポイント1ではベトナムに注目しましたが、今度はベトナム以外の国々を扱います。諸島部、大陸部とわけて順番に確認していきましょう。まずは諸島部から。
東南アジア諸島部の独立

諸島部のインドネシアは インドネシア共和国 として独立し、初代大統領に スカルノ が就任しました。ちなみに首都はジャカルタにおかれました。

さらにフィリピンも フィリピン共和国 として独立。首都はマニラにおかれました。
フランスから独立した地域

大陸部では カンボジア や ラオス などが フランス から独立を果たしました。実は、この独立はポイント1で紹介した インドシナ戦争 に関係しています。こちらを見てください。

地図上に示されている地域は、もともとフランスが支配していました。その一つであるベトナムで戦後に独立運動がおこると、フランスが妨害するも失敗。ポイント1で学んだ インドシナ戦争 です。

フランスはベトナムから撤退し、同時に ベトナム以外の地域からも撤退 しました。こうしてカンボジアやラオスは独立を果たすことができたのです。
イギリスから独立した地域

大陸部の中でも、 マラヤ連邦 と ビルマ は イギリス から独立を果たしました。カンボジアとラオスはフランス、マラヤ連邦とビルマはイギリス。独立した国の名前だけでなく、どの国から独立を果たしたのかも合わせて覚えておきましょう。

ポイントの2つ目は「東南アジア諸国の独立」です。
第二次世界大戦中の東南アジアでは、ベトナムを含む多くの国や地域が日本に占領されていました。戦後、これらの国々は次々と独立を果たしていくことになります。