高校世界史B
5分で解ける!東南アジア諸地域の独立に関する問題
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ベトナムの独立を認めないフランス!
第二次世界大戦後、日本の支配から解放されたベトナムでは ベトナム民主共和国 が成立。指導者はベトナム独立同盟(ベトミン)を率いるホーチミンです。ちなみに彼は 社会主義 の考えを持っていました。
ベトナムの独立を認めないフランスは、ベトナムへ軍事侵攻を行いました。こうして1946年に ベトナム戦争 が始まったのです。
戦争のさなか、フランスは南ベトナムに ベトナム国 を成立させます。 バオダイ を首班とするこの国は、フランスの傀儡政権でした。
1954年、ベトナム北西部の ディエンビエンフー でフランス軍が大敗(ディエンビエンフーの戦い)。フランス国内で撤退の声が高まると、同年に ジュネーブ休戦協定 が成立。フランスはベトナムから撤退しました。
一方、ホーチミンの社会主義思想を警戒したアメリカは 東南アジア条約機構(SEATO) を結成。社会主義の波が東南アジアに広がらないよう、反共軍事同盟が組織されたのです。冷戦の影響は東南アジアにまで広がっていたことがわかります。
ベトナム以外の東南アジアの独立
東南アジアの諸島部では、インドネシアがインドネシア共和国として独立。初代大統領に スカルノ が就任しました。さらに、フィリピン共和国が独立を果たし、首都はマニラにおかれました。
大陸部では、カンボジアとラオスがフランスから独立。そして マラヤ連邦 とビルマがイギリスから独立しました。
高校世界史Bの問題
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- アジア諸地域の紛争
- 経済危機と冷戦の終結
- 現代文明と各地の紛争
今回は東南アジア諸地域の独立について学習しました。
内容を確認していきましょう。