5分でわかる!世界を震撼させた重大事件!
- ポイント
- ポイント
- 練習
この動画の要点まとめ
ポイント
キューバ革命!親米政権が打倒される
まずはキューバの位置を確認しましょう。こちらを見てください。
キューバはアメリカ合衆国のすぐ南に位置し「アメリカの裏庭」と呼ばれることもあります。そんなキューバでは第二次世界大戦後、親米的な バティスタ が大統領として政権を握っていました。
彼はアメリカの援助を受けて 独裁政治 を展開。国内では貧富の差が拡大し、国民は不満を高めていました。そんな中、1959年に キューバ革命 が発生したのです。
キューバ革命の指導者は カストロ とゲバラでした。彼らは国民の支持を集めてバティスタ政権を打倒。カストロはキューバの指導者となり、国民のための改革を進めていきました。
キューバはソ連に接近!
親米的なバティスタ政権が打倒されたことで、アメリカはカストロ率いるキューバを警戒。その後アメリカは キューバとの国交断絶 を宣言しました。
一方カストロは キューバの社会主義化を宣言 すると ソ連に接近 しました。こうしてアメリカとキューバの対立は決定的となったのです。
核戦争の到来!?キューバ危機
1962年10月。アメリカ空軍の偵察機がキューバ上空で写真を撮影したところ、とんでもないものが写っていました。それはなんと 建設中のミサイル基地 でした!
「アメリカの裏庭」と呼ばれるほど、すぐ近くに位置するキューバでミサイル基地が建設されている。たとえるならば、すぐ後ろから銃を突きつけられているような状況です。
ミサイル基地の建設をソ連の仕業だと確信した ケネディ 米大統領は、カリブ海の 海上封鎖 を実施。ソ連の船が通行できないようにしました。
封鎖を無理やり突破しようとすれば武力衝突は避けられません。米ソの緊張は一気に高まりました。この一連の出来事を キューバ危機 といいます。
キューバ危機の発生で、このまま米ソの 核戦争 が起こるのではないかと、世界中が震え上がりました。しかし、最終的にはソ連の指導者 フルシチョフ が譲歩し、ミサイル基地を撤去しました。
キューバをめぐる一連の騒動、しっかり覚えておきましょう。
ポイントの2つ目は「キューバ危機」です。
カリブ海に浮かぶ島国 キューバ をめぐる、米ソの対立を学習します。