5分で解ける!第三勢力の台頭と米ソの歩み寄り(第1問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
解説
問題(1)
空欄AとB。
1954年に 平和五原則 を発表した、中国とインドの首相の名前は?
正解は、中国の首相が 周恩来 、インドの首相が ネルー です。
空欄C。
アジア=アフリカ会議 が開かれたインドネシアの都市といえば?
正解は バンドン です。
開催地の名前をとって、アジア=アフリカ会議のことを バンドン会議 と呼ぶこともあります。
バンドン会議では、平和五原則を発展させた 平和十原則 が採択されました。こうして1950年代に、第三勢力は国際社会における発言力を高めていきました。
問題(2)
空欄AとB。
第1回非同盟諸国首脳会議 の開催を呼びかけた、ユーゴスラヴィアとエジプトの指導者といえば?
正解は、ユーゴスラヴィアの指導者が ティトー 、エジプトの指導者が ナセル です。
空欄C。
第1回非同盟諸国首脳会議の開催地はどこ?
正解は ベオグラード です。
当時のユーゴスラヴィアの首都でした。
問題(3)
空欄A。
ナセル大統領が建設を予定したものの、米・英にその資金を凍結されたのは?
正解は アスワン=ハイダム です。
米・英が融資を撤回したことを受け、ナセルは スエズ運河の国有化 を宣言。これに反発したイギリス・フランス・イスラエルとエジプトの間で スエズ戦争 が勃発しました。
空欄B。
スエズ戦争の別名は?
正解は 第2次中東戦争 です。
当初エジプトは苦戦しましたが、国連が停戦決議を発表し、また国際世論の非難もあって、イスラエル・イギリス・フランスは撤退。実質的にナセルが勝利した形となり、アラブ民族主義が高揚する結果となりました。
問題(4)
空欄A。
キューバ革命で バティスタ政権を打倒した 人物は?
正解は カストロ です。
その後カストロはソ連に接近し、アメリカと対立しました。
空欄B。
ソ連がキューバにミサイル基地を建設したことを受けて 海上封鎖を断行したアメリカ大統領 と言えば?
正解は ケネディ です。
米ソの対立が深まったことで、核戦争の勃発が現実味を帯びました。この事態を通称 キューバ危機 といいます。最終的にはソ連のフルシチョフがケネディに譲歩し、ミサイル基地が撤廃されたことで戦争は回避されました。
問題(5)
空欄A。
1968年に チェコスロヴァキア でおこった 民主化・自由化運動 といえば?
正解は プラハの春 です。
空欄B。
チェコスロヴァキアで 共産党書記長 となり、自由化を推進した人物といえば?
正解は ドプチェク です。
ただしプラハの春は、ソ連の軍事介入によって鎮圧されてしまいました。
第三勢力の台頭と米ソの歩み寄りの問題
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第43章「第三勢力の台頭と米ソの歩み寄り」の確認テストです。
この章で学んだ内容を、問題を解いて確認しましょう。