高校世界史B

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5分でわかる!台湾(中華民国)の行方

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この動画の要点まとめ

ポイント

台湾(中華民国)の行方

高校世界史 自立を強める東アジア3 ポイント2 答え全部

これでわかる!
ポイントの解説授業
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ポイントの2つ目は「台湾の動向」です。
国共内戦に敗れた 蒋介石 が、台湾に逃亡した後の様子を学習します。

アメリカの「裏切り」

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戦後の中国では、毛沢東率いる共産党と、 蒋介石 率いる国民党との間で内戦が起こりました(国共内戦)。この内戦は毛沢東の勝利となり、敗れた蒋介石は台湾に逃れました。

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蒋介石は、日華平和条約や米華相互防衛条約を締結するなど、共産主義に対抗し、アメリカ寄りの外交を展開しました。しかし、アメリカはやがて中華人民共和国に接近。1971年には 国連代表権 が台湾から中華人民共和国へ移りました。

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前回の授業でも学習しましたが、中華人民共和国がソ連との対立を深めたことで、同じくソ連と対立するアメリカは中華人民共和国に接近したのです。アメリカ寄りの外交を展開していた蒋介石は、当のアメリカに「裏切られた」形となってしまいました。

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そして1975年に蒋介石が死去すると、彼の息子が台湾の指導者(総統)となりました。

「蒋介石の時代」見出し+写真+テキスト

李登輝の時代/台湾の民主化

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この後、台湾は大きな転換期を迎えることになりました。1988年に 李登輝 という人物が総統に就任したのですが、彼の時代に 台湾の民主化 が進展したのです。

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蒋介石の時代の台湾は、なかば独裁政治のような傾向が強かったのですが、李登輝の時代には野党出身の総統が誕生するなど、民主政治が行われるようになったのです。

「李登輝の時代」見出し+テキスト

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このように、台湾では李登輝の時代に民主化が進展しました。ただし、彼の時代には 中国本土との対立が深まった こともおさえておきましょう。

この授業の先生

新里 将平 先生

「世界史を楽しく,わかりやすく教えたい!」をモットーにストーリー性のある授業展開で、歴史上の人物や国が当時何を考え、どう動いたかを感情を込めて伝える。

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自立を強める東アジア

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