今回は「朝鮮半島分断国家の行方」について学習しました。
内容を確認していきましょう。

1960年代前半、韓国では 朴正熙 が軍部クーデタで実権を掌握し、大統領に就任しました。彼は 開発独裁 と呼ばれる独裁政治を行い、強力なリーダーシップを発揮して韓国の経済発展につとめました。

朴正熙は親米外交を展開する一方、1965年には 日韓基本条約 を結んで日本との国交を回復しました。その後、民主政治を求める運動が高まる中で、1979年に朴正熙は暗殺されてしまいました。

1988年には 盧泰愚 が平和的な政権交代を実現し、大統領となりました。彼の時代には南北朝鮮が 国連同時加盟 を果たしました。

盧泰愚の次に大統領となった金泳三の時代にはアジア通貨危機が発生し、韓国の財政は悪化しました。

金泳三の次に大統領となった 金大中 は、北朝鮮に対する友好政策である 太陽政策 を展開しました。2000年には、北朝鮮の金正日総書記との間で 南北首脳会談 を実現させました。