高校世界史B
5分でわかる!ベトナム戦争に巻き込まれた!?
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この動画の要点まとめ
ポイント
ベトナム戦争に巻き込まれた!?
これでわかる!
ポイントの解説授業
ポイントの1つ目は「ベトナム戦争中のカンボジアとラオス」です。
戦後のカンボジアとラオスの様子を学習します。
カンボジアの社会主義化
まずはベトナム・カンボジア・ラオスの位置関係を確認しましょう。こちらを見てください。
東南アジアのベトナム・カンボジア・ラオスは、かつてフランスに支配されていました。そのうちカンボジアは、第二次世界大戦後、フランスから独立を達成して王政国家となりました。
大戦中の1941年から国王であった シハヌーク は、戦後、中国に接近するなど 社会主義 へ傾倒していきました。この動きを警戒したアメリカは、ベトナム戦争の最中に カンボジアへ侵攻 。シハヌークを追放し、親米派の ロン=ノル 政権を発足させました。
ラオスにもアメリカが侵攻!
カンボジアと同時期に独立した ラオス でも、似たようなことが起こりました。
独立後のラオスでは、親米派と共産主義寄りの左派が対立するなど政情が不安定でした。そこでアメリカは、ラオスに社会主義の波が広がることをおそれて ラオスに侵攻 したのです。
このようにカンボジアとラオスは、ベトナム戦争に巻き込まれる形でアメリカの侵攻を受けたのです。しっかり覚えておきましょう。
アジア諸地域の紛争、第2回。
今回は「カンボジア・ラオスの情勢」について学習します。