高校世界史B
5分で解ける!インドシナ半島以外の東南アジアに関する問題
- ポイント
- ポイント
- 練習
この動画の問題と解説
練習
一緒に解いてみよう
下のカッコ内に入る語句を答えよう
解説
これでわかる!
練習の解説授業
開発独裁の行き詰まり
戦後のフィリピンでは、 マルコス 大統領が反共親米路線をとりながら 開発独裁 を行いました。ただし彼の時代に経済はそれほど成長せず、民主化要求運動が高まる中でマルコスは失脚することになりました。
インドネシアでは、九・三〇事件でスカルノが失脚した後 スハルト が大統領に就任。彼も反共親米路線をとりながら 開発独裁 を行いました。スハルトは最終的に アジア通貨危機 にうまく対処できず、失脚することになりました。
マレー半島内部の民族対立
戦後のマレー半島では、マラヤ連邦やシンガポールなどが合体して マレーシア連邦 が成立しました。マレーシア連邦では、貧富の差を解消する目的でマレー人を優遇する経済政策がとられたのですが、中国系の移民である 華僑 がこれに反発しました。
1965年には、中国系住民が多い シンガポール が分離・独立。シンガポールは急速な経済成長を遂げ 新興工業経済地域(NIES) の一員に数えられるようになりました。
アジア諸地域の紛争の練習
高校世界史Bの問題
- 先史時代
- 古代オリエント
- ギリシア世界
- ローマ世界
- インドの古典文明
- 東南アジア前近代史
- 中国の古典文明
- 中国の分裂・混乱期(魏晋南北朝)
- 東アジア文明圏の形成(隋・唐)
- イスラーム世界
- 中世ヨーロッパ世界の成立
- 中世ヨーロッパ世界の展開
- 中世ヨーロッパ世界の各国史
- 東アジア世界の展開
- 明・清の時代
- 中国周辺地域史
- イスラーム世界の繁栄
- ルネサンスと大航海時代
- 宗教改革
- 主権国家体制と西欧絶対王政
- 東欧絶対王政
- イギリスの市民革命
- アメリカ世界の成立
- フランス革命とナポレオン
- ウィーン体制の成立と崩壊
- 19世紀の欧米諸国(1) 英・仏・伊・独
- 19世紀の欧米諸国(2) 露・米
- 19世紀の欧米諸国(3) 19世紀の欧米文化
- 中国と朝鮮の植民地化
- アジア諸地域の植民地化
- 帝国主義の時代
- 世界分割と列強の対立
- 帝国主義と東アジア
- 帝国主義とアジアの民族運動
- 第一次世界大戦とロシア革命
- ヴェルサイユ体制とワシントン体制
- 第一次世界大戦後の欧米諸国
- 戦間期のアジア諸地域
- 世界恐慌とファシズム諸国の侵略
- 第二次世界大戦と戦後秩序の形成
- 米ソ冷戦の時代
- 冷戦の激化と西欧・日本の経済復興
- 第三勢力の台頭と米ソの歩み寄り
- 自立を強める東アジア
- 経済危機と冷戦の終結
- 現代文明と各地の紛争
今回はインドシナ半島以外の東南アジアについて学習しました。
内容を確認していきましょう。