３つ目のポイントは、「 化石人骨 」です。

わたしたち人間の祖先は、時代順に呼び分けられていました。
出土した化石から、どのくらい前の時代の人だったかが分かるわけですね。
以前勉強したことがある人もいると思いますが、古い順に一度整理します。

古い順に猿人、原人、旧人、新人（えんじん、げんじん、きゅうじん、しんじん）という４つの 化石人骨 のうち、
日本で出土したことがはっきりしているのは、一番新しい 新人 段階のものだけです。
この新人段階の人骨が「どこから出てきたのか」をしっかりと押さえましょう。

沖縄県 から出土した 港川人骨 （みなとがわじんこつ）は、頭から足まで、ほぼ全身の人骨が残っているため、特に重要度が高い化石人骨です。
他には、 静岡県 から出土した 浜北人骨 （はまきたじんこつ）も有名な化石人骨です。

特に重要なのは、 港川人骨 です。
沖縄県で出土した 、ということとセットでしっかり覚えておきましょう。