高校日本史B
5分で解ける!縄文時代1に関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
これでわかる!
練習の解説授業
縄文人の生活はどうだった?
縄文人は、自然にあるものを採って生活していましたね。
動物を狩る 狩猟 、魚を獲る 漁労 、木の実を採る 採集 の3つです。
狩猟では 弓矢 、漁労では 骨角器 を使ったことまで押さえておきましょう。
縄文人の住居は、地面に穴を掘った 竪穴住居 でした。
縄文時代以降も、一般庶民には奈良時代まで長い間用いられていたので、ここで覚えておいてください。
竪穴の「竪」を、「縦」や「堅」と書き間違えることも多いので気をつけましょう。
縄文人のゴミ捨て場である 貝塚 は、当時の生活を知ることができる遺跡となっています。
明治時代にアメリカ人の モース が発見した 大森貝塚 は、特に重要です。
大森貝塚は東京都 、 加曽利貝塚は千葉県 、という場所もしっかり押さえましょう。
交易で取引された石をしっかり押さえよう
縄文時代の遺跡からは、産地が限られる石が産地以外の土地でも出土しています。
このことは、 縄文時代の交易が広い範囲で行われていた ことを示しています。
代表的な石は、 黒曜石 と ひすい です。
熊本県の 阿蘇山 、北海道の 十勝岳 、長野県の 和田峠 は、黒曜石の産地のなかでもとくに重要です。
ひすいは、新潟県の 姫川 とセットで覚えましょう。
竪穴住居や貝塚が、「縄文時代から使われていた」ということをしっかりとおさえておきましょう。
今回学んできた「縄文時代1」の内容を、練習問題で確認していきましょう。