高校日本史B
5分でわかる!磨製石器
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この動画の要点まとめ
ポイント
磨製石器
これでわかる!
ポイントの解説授業
石を磨いて作る磨製石器
前の時代の旧石器時代には、打製石器だけが使われていましたが、縄文時代になると 磨製石器 も使われるようになりました。
磨製石器の漢字の「磨」には「磨く」という意味があります。
つまり 磨製石器 は、石と石をこすり合わせて、磨いてつくった石器のことです。
旧石器時代の打製石器は、主に大型動物を仕留める狩りのための道具でした。
一方で磨製石器は、より鋭く、使いやすく、 色々な形に加工できるため、様々な用途に使われていました 。
磨製石器は「使い方」を覚えよう!
磨製石器は、 それぞれの石器がどのように使われたのか 、ということをしっかりと覚えましょう。
まずは、 石鏃 (せきぞく)です。
これは狩りの道具である 弓矢のやじり (矢の先の鋭い部分)として使われました。
もう一つ、大切なのは 石皿 (いしざら)です。
皿、といっても料理を載せるお皿ではなく、料理をするためのすり鉢として使われました。
他には、農耕で土を掘るのに使われた 石斧 (せきふ)や、動物の皮をはいだり魚のうろこをとったりするために使われた 石匙 (いしさじ)、魚をとるための網のおもりとして使われえた 石錘 (せきすい)などがありました。
余裕があれば覚えておきましょう。
これらの磨製石器は、 名前と使い方をセットで押さえる のがポイントです。
2つ目のポイントは、「 磨製石器 」(ませいせっき)です。