高校日本史B
5分で解ける!縄文文化3(第2問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
縄文時代の確認テスト【一問一答問題】
解説
これでわかる!
問題の解説授業
問題2(1)
まずは、貝塚に関する問題です。
縄文人のゴミ捨て場であった貝塚は、彼らがどんな生活をしていたかしるための材料となっています。
なかでも、明治時代にアメリカ人の モース が発見した東京都の 大森貝塚 と、日本最大の貝塚である千葉県の 加曽利貝塚 は重要です。
それぞれ、都道府県も一緒に押さえておきましょう。
問題2(2)・(3)
(2)と(3)は、交易に使われた石に関する問題です。
産地の限られた 黒曜石 や ひすい がその産地以外で発見されることは、縄文人が広い範囲で交易を行っていたことを示しています。
黒曜石 は、長野県の 和田峠 や北海道の 十勝岳 が主な産地です。
この黒曜石は、特にやじりなどとして使われました。
もう一つ、緑色の ひすい は新潟県の 姫川 で取れた、ということを覚えておきましょう。
問題2(4)
縄文時代の集落のなかでも有名なものが、青森県の 三内丸山遺跡 です。
問題として聞かれるときには「県名」から聞かれることがほとんどです。
ですので、「青森県」ということはしっかり覚えて置きましょう。
問題2(5)
縄文人は神や仏ではなく、自然とそこに宿る精霊を崇拝していました。これを アニミズム と言います。
そのアニミズムの具体例として、例えば宗教的な儀礼や習慣がありました。
遺体を折り曲げて埋葬することは 屈葬 といい、死者の霊をよみがえらせないための埋葬法だったといわれています。
成人の儀式として行われていた 抜歯 も、縄文時代の風習として押さえておきましょう。
次に問題2、一問一答問題を通して理解を深めていきましょう。