高校日本史B
5分でわかる!弥生時代の埋葬法
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この動画の要点まとめ
ポイント
弥生時代の墓と埋葬方法
これでわかる!
ポイントの解説授業
卵型のカプセル状の甕棺墓、石を積んだ支石墓
まずは墓からです。卵型のカプセル状の 甕棺墓 (かめかんぼ)や、石を積んだ 支石墓 (しせきぼ)が北九州で見られます。
どうして北九州だけに見られるのかというと、朝鮮半島の文化から影響を受けていた、と考えられています。
まずはこの2つをしっかりと覚えましょう。
他にも覚えるとしたら、溝で四角く囲まれた 方形周溝墓 (ほうけいしゅうこうぼ)、西日本に現れた、後の古墳の原形である墳丘墓(ふんきゅうぼ)などを押さえておくと良いでしょう。
手足を伸ばして寝かせた状態で埋葬する伸展葬
埋葬法、つまり死んだ人を葬る方法は、縄文時代の屈葬から手足を伸ばして寝かせた状態で埋葬する 伸展葬 (しんてんそう)に変わりました。
弔われる人と生前に縁の深かったものが副葬品としていっしょに埋葬されたりしました。
その副葬品によって、当時の人々の生活や、貧富の差があったことなどがわかるんですね。
まずは「甕棺墓」と「支石墓」をしっかり押さえて、その上で方形周溝墓や、埋葬法として伸展葬なども押さえていくようにしましょう。
3つ目のポイントは、弥生時代の墓と埋葬方法についてです。
弥生時代になると、さまざまな墓や棺が作られるようになり、埋葬方法も変化してきます。