高校日本史B
5分で解ける!弥生文化3(第2問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
弥生文化の確認テスト【一問一答問題】
解説
これでわかる!
問題の解説授業
問題2(1)
弥生文化は、「稲作」と「金属器」が揃っていることが特徴です。
しかし、この2つが揃わなかった北海道と沖縄では、弥生文化とは異なる文化が生まれていました。
北海道では 続縄文文化 、沖縄では 貝塚文化 (南島文化)です。
両方とも狩猟や漁労など、縄文文化に似た生活をしていたと考えられています。
問題2(2)(3)
弥生時代には 集落(ムラ) が生まれ、集落同士の争いが起こりました。
特徴的なのが敵の侵入を防ぐため、周りに溝をめぐらせた 環濠集落 です。
佐賀県の 吉野ヶ里遺跡 が代表例ですから、都道府県といっしょに覚えましょう。
環濠集落のほかにも、高い土地に作られた 高地性集落 などもありました。
これらの集落は、集落同士で戦いがあったことを示しています。
問題2(4)
弥生文化には独特のお墓の形がありました。
北九州では卵形のカプセル状のお墓である 甕棺墓 や、石を積んだ 支石墓 が見られたんでしたね。
この時代には、溝で四角く囲まれた 方形周溝墓 や、後の古墳の原形と言われる 墳丘墓 も現れました。
埋葬法としては、縄文時代の屈葬に代わり、手足を伸ばして寝かせた状態で埋葬する伸展葬が広がっていったことも押さえておきましょう。
問題2(5)
弥生時代後期の遺跡の代表例は、静岡県の 登呂遺跡 です。
稲作は弥生時代に始まったのではなく、縄文時代後期の 板付遺跡 や 菜畑遺跡 でも形跡が見つかっています。
重要な遺跡は、都道府県名と一緒に忘れずに押さえましょう。
次に問題2、一問一答問題を通して理解を深めていきましょう。
弥生文化全般からの出題です。