高校日本史B
5分で解ける!弥生時代の政治1に関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
これでわかる!
練習の解説授業
『漢書』地理誌で初めて日本が文書に登場!
『漢書』地理誌には、紀元前1世紀の日本の様子が書かれています。
当時の日本は100余りの小国に分かれており、倭人は漢に貢物を渡して挨拶に行く 朝貢 をしていました。
このことから、漢と倭、どちらの立場が上だったのか分かりますね。
『後漢書』東夷伝には3つの時代のできごとが書かれていた
『後漢書』東夷伝からは3つの時期の日本の様子が分かります。
特に重要なのが1世紀ごろの 奴国 の朝貢の記述です。
漢の皇帝である 光武帝 が奴国に金印を与えたと書かれています。
光武帝が与えた金印は、江戸時代に福岡県の 志賀島 で発見されました。
「 漢委奴国王 」と彫られていたことも分かっています。この5文字の漢字もしっかり書けるようにしましょう。
ちなみに、1世紀は西暦でいうといつ頃か、わかりますか?
西暦1年~西暦100年が「1世紀」です。西暦101年からは「2世紀」になります 。
世紀の数え方にも慣れると良いでしょう。
今回学んだ内容は、『漢書』地理誌と『後漢書』東夷伝に書かれた日本についてでした。
どの歴史書にどんなことが書かれていたのか、ごちゃごちゃにならないように、しっかりと関連付けて押さえるようにしましょう。
今回学んできた 『漢書』地理誌 と 『後漢書』東夷伝 の内容を、練習問題で確認していきましょう。