高校日本史B
5分で解ける!弥生時代の政治3(第1問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
弥生文化の確認テスト【穴埋め問題】
解説
これでわかる!
問題の解説授業
問題1(1)
(1)は、金印についての出題です。
1784年、 志賀島 (しかのしま)で発見された金印は、 奴国 の使者が朝貢して漢の皇帝である 光武帝 から与えられたものです。
この金印には、「 漢委奴国王 」(かんのわのなのこくおう)という文字が書かれています。
「漢委奴国王」の2文字目は、「倭人」などで使う「倭」ではなく、にんべんが入らない「委」という字です。
間違えて覚えていないか、改めて確認してみましょう。
問題1(2)
(2)の問題では、(1)の問題の出来事が記述された史料について聞かれています。
金印などについて書かれているのは、 『後漢書』東夷伝 ですね。
『後漢書』東夷伝には、日本について、異なる3つの時代の出来事が書かれています。
その一つ、「安帝の永初元年」と書かれている、西暦107年のできごとには、倭から生口という奴隷を 160 人献上していたことが書かれています。
問題1(3)
(3)は、 『魏志』倭人伝 からの出題です。
邪馬台国 の女王 卑弥呼 が魏に朝貢したことが書かれていました。
「邪馬台国」も「卑弥呼」も、漢字を間違える人がとても多いです。
間違えていないか、もう一度確認するようにしましょう。
ちなみに、卑弥呼が朝貢を行った239年は、何世紀かわかりますか?
答えは3世紀です。西暦が出てきたとき、何世紀なのかもしっかり言えるようにしましょう。
史料の内容を覚えられない! という人は、ぜひ史料を音読してみてください。
口で喋っているうちに、だんだんと覚えられるようになりますよ。
今回は、「弥生時代の政治」に関する確認テストです。
弥生時代の記録は中国の史料にしか残っていません。
日本のことについて書かれた3つの歴史書について、どんな内容だったかを思い出しながら解いていきましょう。