高校日本史B
5分で解ける!弥生時代の政治3(第2問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
弥生文化の確認テスト【一問一答問題】
解説
これでわかる!
問題の解説授業
問題2(1)
日本について記載された最古の中国史書は、 『漢書』地理誌 です。
その後、 『後漢書』東夷伝 、 『魏志』倭人伝 と続きます。
順番を間違えないようにしましょう。
問題2(2)
『漢書』地理誌には、倭が「百余国」に分かれていた、という記述がありました。
当時の日本にあった 小国 の数が「100余り」ということなので、選択肢のなかで当てはまるのは③、およそ100国、が正解です。
ちなみに、その後の時代に書かれた『魏志』倭人伝には、日本が30国に分かれていた、という記述があります。
戦いがあり、100余りの国が次第に統合されて、30国にまとまっていった、と考えられています。
問題2(3)
卑弥呼 が魏に朝貢したことは、 『魏志』倭人伝 に記録されています。
その際、魏からは「 親魏倭王 」の称号を与えられました。
このとき、金印や銅鏡百枚ももらっています。
ちなみに、このように朝貢のお返しとして「漢委奴国王」や「親魏倭王」といった称号を授けることを、「冊封」(さくほう)といいます。
問題2(4)
卑弥呼の死後、男性の王が即位しましたが、内乱で千人以上が亡くなる事態になりました。
これを受けて、 壱与 (または 台与 )という13歳の少女が即位すると、内乱は収まりました。
壱与 か 台与 かは、諸説あるので、どちらで覚えても大丈夫です。
次に問題2、一問一答問題を通して理解を深めていきましょう。