高校日本史B
5分でわかる!5世紀のヤマト政権
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この動画の要点まとめ
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5世紀のヤマト政権
これでわかる!
ポイントの解説授業
「倭の五王」が中国に朝貢した
5世紀には、讃・珍・済・興・武という5人の王たちが、中国への朝貢を行いました。
讃・珍・済・興・武の5人をまとめて、 倭の五王 といいます。
その朝貢の記録が、中国の歴史書である 『宋書』倭国伝 (そうじょわこくでん)に書かれています。
武=ワカタケル大王=雄略天皇
倭の五王(讃・珍・済・興・武/さん・ちん・せい・こう・ぶ)の名前はそれぞれ漢字一文字と短いですが、これは中国の歴史書である 『宋書』倭国伝 に書かれた名前です。
倭人としての名前は別にありました。
誰であったか分かっていない人もいますが、倭の五王のうち最後の 武 は、古墳から出土した鉄刀や鉄剣に名前が残る ワカタケル大王 だったと言われています。
そして、この「武=ワカタケル大王」は、後の時代になって、「 雄略天皇 」(ゆうりゃくてんのう)と呼ばれるようにもなりました。
この「武=ワカタケル大王=雄略天皇」は、478年(5世紀後半)に中国に朝貢し、宋から「安東大将軍」に任命されてもいます。
2つ目のポイントは、5世紀のヤマト政権です。