高校日本史B
5分で解ける!飛鳥時代1に関する問題
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聖徳太子、蘇我馬子と協力して行われた政治
589年、崇峻天皇の時代に 隋 という王朝が中国を統一しました。
その後即位した 推古天皇 は、隋との対等外交を目指して 遣隋使 を送ることとなります。
その推古天皇の政治は、摂政 聖徳太子 と大臣 蘇我馬子 の2人の補佐を得て行われました。
3人は、7世紀の初めに、家柄に関係なく実力に応じて個人に冠位を与える 冠位十二階 や、役人の心構えである 憲法十七条 などを制定しました。
ちなみに、憲法十七条がなぜ「17」条なのかというと、陰陽道という考え方の中で「17」という数字が法律にいい、とされていたからです。
遣隋使 として隋に渡ったのは、 小野妹子 です。
対等外交を求めて隋の皇帝に手紙を渡しに行きました。
小野妹子はその翌年にもう一度、遣隋使として派遣されます。
その際には、 高向玄理 (たかむこのげんり)、 旻 (みん)、 南淵請安 (みなぶちのしょうあん)といった留学生・留学僧も同行しました。
推古天皇の時代(推古朝)で覚えるべきことは4つです。
冠位十二階 、 憲法十七条 、 遣隋使 、 天皇記・国記の編纂 。
それぞれを深めに、どんな内容で何のためのものだったのか、などをしっかりと押さえるようにしましょう。
今回学んできた、推古天皇の時代の政治について、練習問題で確認していきましょう。