高校日本史B
5分でわかる!大化の改新の中心人物
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この動画の要点まとめ
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大化の改新の中心人物
これでわかる!
ポイントの解説授業
中大兄皇子を中心とした政治体制
乙巳の変の後、皇極天皇は 孝徳天皇 に天皇の位を譲る「譲位」をしました。
その孝徳天皇の治世では、乙巳の変に関わった人々が政治の中心に携わることになります。
中大兄皇子 が 皇太子 として中心に座り、同じく乙巳の変の中心人物であった 中臣鎌足 が 内臣 という役職につきました。
他には、阿部内麻呂が左大臣、蘇我石川麻呂が右大臣に、それぞれ就任しました。
遣隋使に同行した 高向原理 や 旻 は、 国博士 (くにはかせ)に就任して政治顧問に務めました。
それぞれの役職がどんなことをしていたのか、までは必要はありませんが、誰がどんな役職についたのか、をセットで覚えましょう。
都を飛鳥から海沿いの難波に移し、政治改革を進めた
645年には、中国にならって「大化」という年号を定めました。
これが、日本初の年号です。今でも「昭和」「平成」といった年号が使われていますね。
同じ645年、都を飛鳥から、海の近くの摂津(今の大阪府)の 難波(長柄豊碕)宮 (なにわ(のながらのとよさき)のみや)に移します。
このように都を移すことを、遷都(せんと)といいます。
この都で、孝徳天皇と中大兄皇子は改革を進めていくことになります。
ちなみに、都は、必ず地図で確認しておきましょう。
2つ目のポイントは、蘇我氏がいなくなった後、どんな人たちがどんな役職で政治を行うことになったのか、見ていきましょう。