高校日本史B
5分で解ける!飛鳥時代6(第2問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
飛鳥時代4・5の確認テスト【一問一答問題】
解説
これでわかる!
問題の解説授業
問題2(1)
天智天皇がつくった最初の令は 近江令 です。
制定されましたが施行されてはいないので、「最初に施行された令」は近江令ではないことに注意しましょう。
最初に作成された全国的戸籍は 庚午年籍 です。
問題2(2)
天武天皇が即位した都は、 飛鳥浄御原宮 です。
ちなみに、天武天皇は天皇に即位する前から政治の実権を握っていました。
天武天皇はこの飛鳥浄御原宮で、政治を行っていきます。
飛鳥浄御原令 を制定し、日本で最初の銭貨である 富本銭 をつくりました。
飛鳥浄御原令は、天武天皇の死後に施行され、実際に使われるようになりました。
富本銭は日本で最初の銭貨ではありますが、お金としては使われず、占いなどに使われたと言われています。
問題2(3)(4)
天武天皇の死後、天武天皇の后であった持統天皇が即位します。
持統天皇は、 飛鳥浄御原宮 のすぐ北、 藤原京 に遷都しました。
この藤原京は、唐の都である長安に倣った 都城制 の都です。天皇が治世を行う「宮」のまわりに都市をつくり、大きな都を作り上げました。
問題2は、天皇ごとに小問が構成されています。
覚える際に、どの天皇がどのような政治を行ったのかを混同していると、この問題に引っかかるので、間違えた人は特にしっかりと復習するようにしましょう。