高校日本史B
5分でわかる!五畿・七道
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この動画の要点まとめ
ポイント
五畿・七道
これでわかる!
ポイントの解説授業
「道」でもあり、「地方」でもある「七道」
七道 とは、当時の日本列島を通る道の名前であり、それぞれの道が通る地方の名前でもあります。
例えば、今の関東地方・中部地方の南部あたりの地域は、「東海道」という道があり、「東海道」という地方としても呼ばれていました。
どんな道=地方があったのか、地図で見てみましょう。
七道は、都のある辺りである 畿内 を除いた、 東海道 ・ 東山道 ・ 北陸道 ・ 山陰道 ・ 山陽道 ・ 南海道 ・ 西海道 の7つです。
例えば、越後国(今の新潟県)は 北陸道 に位置しています。
九州は、 西街道 に位置します。 南海道 は「南」とついてはいますが、主に今の四国地方にあたります。
当時の日本の中心地、「畿内」の5国を覚えよう
政治の中心であった 畿内 については、5つの国を覚えましょう。
どこにどんな国があったか、こちらの地図を見てください。
畿内にあった5国は、まとめて「五畿」と呼ばれます。
摂津 ・ 山城 ・ 大和 ・ 河内 ・ 和泉 の5国です。
奈良時代の平城京があったのは大和国の北の端、平安時代の平安京は山城国にありました。
このように、どの国にどんなものがあったのか、なども重要となります。
位置関係を覚えるために、現代の地図に当てはめてもよいでしょう。
大和国は奈良県、山城国は京都府、河内国・和泉国が大阪府、摂津国は大阪府と兵庫県にまたがっていました。
中央(都)に続いて、次は地方がどう分けられていたのかをみていきましょう。