高校日本史B
5分で解ける!律令制度1に関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
これでわかる!
練習の解説授業
法律である律令、律と令はそれぞれ何を指している?
律令とは、刑法である 律 とそれ以外の 令 を併せた法律のことです。
律令政治とは、この律令(法律)に基づいて行われる政治のことです。
都にあったお役所、「二官八省一台五衛府」の役職を確認しよう
中央政治の統治機構は二官八省一台五衛府と呼ばれますが、そのなかの二官は、祭祀(儀式)を担当する 神祇官 と、政務を担当する 太政官 です。
太政官の最高責任者は 太政大臣 ですが、非常時にのみ置かれた役職でした。
八省は、太政官の下に置かれた行政府です。
詔勅の起草を行ったのは 中務省 、戸籍や財務を担当したのは 民部省 です。
人事・教育を担当した 式部省 、仏教や外交を担当した 治部省 など、残りの六省も忘れず復習しましょう。
全国を分割する五畿・七道
全国の国は、都周辺の 五畿 (畿内)と、地方を通る街道の名前によって区別された 七道 に分けられます。
この五畿・七道は、どこにどんな国・地方があったのか、忘れていたら一つ前のポイントに戻って地図で確認しましょう。
今回は、都のお役所や地方の分け方など、 律令制度 の基礎に関わる内容を学んできました。
この内容をしっかり押さえて、次に進んでいきましょう。
練習で、今回学んだ律令制の統治について、確認しましょう。