高校日本史B
5分で解ける!律令制度5に関する問題
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この動画の問題と解説
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練習の解説授業
良民と賎民に分けられた身分制度
人民は良民と賎民という身分制度で分けられていました。
そのうち賎民は5種類に分けられたことから、 五色の賎 と呼ばれます。
税金を課すための基本台帳、戸籍と計帳
税金を課すための基本台帳として、2つありました。
班田を行うため、6年ごとに作られたのは 戸籍 です。
一方、課役(庸・調・雑徭など)を課すために毎年作られたのは 計帳 です。
それぞれの 目的と期間 を併せて押さえることが大切です。
口分田の支給を規定した班田収授法
先ほど出てきた 戸籍 を元に田んぼを与えることを規定した法律が、 班田収授法 です。
6年ごと に 6歳 以上の男女に 口分田 を与えることを規定していましたね。
良民の男には2段班給されましたが、賎民や女にはより小さい土地が与えられました。
税金がかからない田んぼ、不輸租田
班田収授法によって配られる 口分田 は、税金がかかる輸租田です。
一方で、神社・寺院の田んぼなど、税金がかからない田んぼを 不輸租田 といいました。
ここまで、律令制度の内容を見てきました。
律令制度は覚えにくく、その分人と差がつきやすいところです。
もう一回、「律令制度」のところで学んだ内容をまとめなおしてみてください。
みんなが苦手とするところだからこそ、しっかりと勉強すると「得意分野」にすることができるようになります。
最後に、練習問題で勉強した内容を確認していきましょう。