高校日本史B
5分で解ける!律令制度6(第1問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
律令制度4・5の確認テスト【穴埋め問題】
解説
これでわかる!
問題の解説授業
問題1(1)
人民が地方政府である 国衙 に納めたのは、田1段につき 2束2把 を納めた 租 や、その地方政府から強制的に稲を貸し付けられる 公出挙 がありました。
租の「1段につき2束2把」というのは、収穫のおよそ3%にあたります。
また、公出挙は政府が稲を貸し付けて利息を取ることですが、民間で稲を貸して利息を取る私出拳、というものもありました。
問題1(2)
(2)は、(1)とは違い、都に納める物についての問題です。
歳役の代わりに布で納める 庸 や各地の特産物を納める 調 などがありました。
それらを都まで持っていくことも、 運脚 という義務として、人民に課せられました。
問題1(3)
(3)は、身分制度と班田の関係についての問題です。
人民は良民と賎民に分けられ、班田収授法では良民男子に田んぼ 2段 、賎民や女子にはそれより少ない田んぼが与えられました。
問題1(4)
税金を取るために、欠かせないのが基本台帳です。
班田収授法に基づいて班田、つまり口分田を分け与えるために、 6年ごと に作られたものが 戸籍 です。
一方で、庸・調・雑徭といった課役を課すために、 毎年 作成されたものが 計帳 です。
戸籍が6年ごと、計帳が毎年、という区別もしっかりと押さえましょう。
律令制度の後半、税や土地の制度について、テストで確認していきましょう。